top of page

スコットランドのカトリン湖でベン・ニーア目撃。P局が注意呼びかけ。

更新日:5 日前

ree

9月7日から9日にかけて、スコットランドのカトリン湖でベン・ニーアを目撃したという情報が20人以上から寄せられた。これを受け、P局エディンバラ支部は、ハイランド地方への旅行には十分注意するよう呼びかけた。


P局エディンバラ支部によれば、9月7日にザトロサックス国立公園を訪れていた観光客(一般人)10名から、カトリン湖で「血に染まった衣服を洗う女性の幽霊」を見たという証言があった。その後、8日から9日にかけて地元の魔術師2名、P局職員5名が同様の光景を目撃した。P局はその後の詳しい分析により、正式にこれがベン・ニーアという妖精であると断定した。


エディンバラ支部長は我々HEの取材に対し「ベン・ニーアが多くの者に目撃されている以上、ハイランド地方への旅行には十分注意すべきだ。だが、ああいった水辺に棲む水妖はどれも獰猛な奴らばかりなのだし、そもそもスコットランドでは不用意に水辺に近づくべきではないだろう」と語った。


ベン・ニーアはゲール語で「洗う女」を意味する妖精で、バン・シーの変種の1つであるとされる。スコットランドの高地地方とアイルランドの伝承に現れ、人里離れた小川のほとりなどで、死期が迫っている人物の衣服を洗っている姿が見られるという。そのため、ベン・ニーアが目撃されることは、大抵の場合は悪いことの前兆であると考えられている。


P局の発表によれば、ベン・ニーアの目撃情報を受けた注意喚起が公式に行われたのは、実に25年ぶりのことだという。1934年を最後に、ベン・ニーアによるものと考えられる深刻な事故は公的には報告されていない。

bottom of page